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*DiMSISとは
**開発経緯

後日,加筆予定です.

**名前について
DiMSISは,当初,Disaster Management Spatial Information System の頭文字をとって命名されました.災害管理空間情報システムと略していますが,RARMIS概念の提唱時に,「災害管理を謳うシステムは平常時システムの延長線上になければならない」という最も重要な必要条件を組み込み,その実現を支援するソフトの1つとして位置づけることを目指した段階から災害管理への特化をやめ,より広く自治体情報管理の基盤ソフトという側面を強く打ち出しています.コンセプト変更の際に,名称の変更も考えましたが,関係者のこの名称への愛着,研究成果による認知度を勘案し,また,阪神・淡路大震災が出発点であることを忘れないために,名前は残すことになりました(この名残で,一部畑山の論文では,Dynamic Management Spatial temporal Information System:DyMSISとなっているものがあります).このようなわけで,現在では,一連の時空間地理情報システムの総称として利用しております.
稀に,DiMSISは災害用という勘違いをなされている方もおられるようですが,現在はそうではありませんのでご了承ください.ただ,災害対応に用いるための手法は,防災関係の機関(京大防災研や防災科研)で今なお研究されています.

**バージョンについて
上記に書いたとおりDiMSISは一連のソフトウエアの総称です.この定義は,DiMSISという言葉を関係者が乱用してしまい収拾がつかなくなったため,それらを説明するために,総称,バージョン,愛称(バージョン別称)という形で畑山が定義したものです.畑山の博士論文(2000年3月)で,これまでの活動をまとめる際に定義しました.
これは2005年のコンソーシアム会議でも確認されています.
一部の関係者は,今なおこの定義とは違う意味で利用していることもあるようですので,ここで文書化しておきたいと思います.

***DiMSIS ver.1
愛称:特定の愛称はありません.「倒壊家屋解体撤去管理業務支援システム」と呼ばれていることが多いですが,それ以外の名称も見られます.


利用期間:1995年1月17日-1996年3月31日


DiMSIS開発の発端となった阪神・淡路大震災での長田区役所における倒壊家屋解体撤去支援システムのことを指しています(このころの文献では,神戸での活動に絡むものすべてがDiMSISと名づけられていますのでご注意ください).このシステムは,地図データ入力と印刷機能をRinzo-DM(アップルカンパニー様,ゼンリン様のご好意により無償利用),テキスト入力と印刷機能をExcelマクロによるソフトウエアで実現しており,CSVファイルの管理はオリジナルのソフトウエア,バッチファイルにより管理しています.Rinzo-DMで作成したデータに家屋番号を落とし込む部分に,時空間管理可能なGISコンポーネントを利用していますが,この部分が,後に周りの機能を吸収し,DiMSIS-EXへと発展することになります.また,この部分だけを利用して震災により亡くなられた方々の空間分布を毎日新聞社の依頼により作成したこともあります.

***DiMSIS ver.2
愛称:DiMSIS02

利用期間:1995年6月-1998年12月

RARMIS概念が整理され,平常時と災害時の連続性に関する研究に活動をシフトする際に,バージョンアップをはかりました.このバージョンアップ版のことを指しています.「解体撤去管理業務支援システム」という災害対応に特化した枠組みを脱却し,その延長にある「固定資産情報管理支援」という平常業務に焦点をあてるため,ver.1のGIS部分の時空間管理の部分を強化を行いました.長田区の固定資産データ(家屋情報,地番情報)を格納し,その管理手法の研究や復興状況調査(ABC判定)などに利用されました.

***DiMSIS ver.3

愛称:DiMSIS-EX

利用期間:1997年以降

Windows95の発売による32bit系への移行,震災地区産業高度化システム開発実証事業の開始,畑山の日立退社などの要素が絡まったため,すべてのソースコードを再構築し,オブジェクト指向プログラミングを用いたソフトウエア開発部品としてOCX化されたものです.厳密にはOCXの部分のみを指し,アプリケーションはその範疇に入っていません.また,データフォーマットがMFV,MFC形式になったのも,コネクタや空間(KIWI+フォーマットでは実体)の概念を採用し,厳密な位相構造非明示(算出)型GISとなったのも,このバージョンからです(注).一時期,アカデミック版,INS(現DoCoMoシステムズ)版,日立情報版といくつかのバージョンが乱立しておりましたが,これらは完全統合版として統合され,その権利を京都大学に譲渡してもらいました.さらに,これを京都大学がTLOひょうごにライセンス管理を委託したものが,現在コンソーシアムで配布される商用版です.また,アカデミック版は,商用版の一部の機能を制限したものと再定義され,研究活動への無償ライセンスを京都大学よりお出しております.このブログも,ほとんどはDiMSIS-EXに関する情報となる予定です.

***DiMSIS ver.4

愛称:DiMSIS+(plus)

利用期間:2000年ごろ

1998-1999年度に行われた次世代GISモデル事業における「多次元GISを用いた被害調査・危険物解体撤去支援システム」の基盤として開発された,KIWI+フォーマット(ver.0.5)(注)をサポートする時空間GISです.その後,利用の検討を行いましたが,MFV,MFC型とKIWI+フォーマットの両方に対応するためソフトウエアが大変冗長になってしまったこと,当時まだKIWI+フォーマットを利用した活動がほとんどなかったことなどから,現在は利用されていません.

***DiMSIS ver.5

愛称:実験段階なのでまだ決まったものはありません.畑山の書いた論文やドキュメントでDynamic Management Spatial Temporal Information System(DyMSIS)とか,D-BaSTA(Basic Spatial Temporal information system for Asian region: DはDisaster, multi-Dimension, Dynamicなど様々な意味を持つと解釈)とか呼んでいるものはすべてこれを指しています.また,DyLUPASのことではありません.

利用期間:実験中(2000年ごろより開発開始)

KIWI+フォーマットが様々な検討を経て,ver.0.70までバージョンをあげたことを受け,時空間管理システム研究のために,DiMSIS-EXを改良したバージョンです.DiMSIS+(plus)での反省を受けて,まず,KIWI+フォーマット(minimum)ver.0.70を作成し,これをサポートするソフトとして研究開発と利用実験を行っております.
http://dimsis.jp
DiMSIS Wiki
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